梅雨は映画で~!アメシネマ
雨の日のは晴耕雨読
この言葉をいい様に解釈し、自分をゆる~くし だらだらと過ごす
どれほどの時間を無駄にしてきたことか(笑)
でも、いい言葉だね~!
最近では晴耕雨読ならず晴耕雨映画(アメシネマ)
何というネーミングにすれば良いのだろうか・・・(笑)
という訳で、映画を見に行く
「波紋」荻上直子監督作品
壊れていく女性を~再生できるまでの姿~解放できるまで?
いや、もしかすると、もともと壊れていたのかもしれないけれど~
女が向かった先は新興宗教
過去の生活は一転して、清めの水が家中を覆う
パートタイムで生活する(とは言えお金が無い訳ではない)
そんな、平穏な暮らしを再建した中
何年かぶりに帰宅した夫は癌を患い~
離れていた息子は、障害をもつ彼女を連れてくる
(ネタばれにならない程度に~)
と、まあ~、どんどん女の心がもつれていく
夫に対する復讐・義父の介護 面白く描かれてはいる部分はあるけれど~
心の問題ですよね~!
過去の日常生活や、自分の存在?(家族には理解されなかった事実)
一言では言い表すことのできない 深~い川が流れている
こんなに、中高年の女性目線で描かれた映画があるだろうか?
女性監督だからこその目線?
つまり、自分自身も女として、母として生きてきた中で~
刺さる映画だったという結論になるわけだけれど~
その後の展開が面白かった
同じ映画を観た友人と盛り上がる アメトーク
日常のあること、無いこと? 理解できない夫の発言から行動までも~
中高年視点の様々な話はエンドレス
まさに波紋だ~(笑)
ならば渦はどうだ?
外へ向かう形状の波紋 と 中心部分に集まる渦
どちらも必要なものが映画なのかもしれない・・・・
SEIKO IGAWA
http;//www.eazel.co.jp