#Let it be 素直に あるがままにVol.10

#すべて忘れてしまうから

この 燃え殻さんの本を読みながら~

ふーっと 同窓会での話を思い出す

それは高校の修学旅行へ遡り、自分達はあるプランとルールを作ったそうだ

ひとり2点、何でも良く 相談はしない こんな他愛もないこと

さて、当日の新幹線の中 

みんなで せ~の~ハイ!と昼の弁当を出し合った

うまい具合に かぶらず、色どりも良く と云いたいところだったが

丸かぶりにみんなで大爆笑!

(箸が転んでもおかしい年頃だからね~)

そこに、色どりを与えたのが 自分だったらしい

私はレタスとマヨネーズを持って行った!と、皆がケラケラ笑う

(という自分は1ミリも覚えてない)

ポツリ、ポツリ出てくる そんな思い出話を 

人の名前やエピソード という切り取りをしながら紐解いていくような~

まるでテレビに見る刑事になったような そんな口調になっている

じゃあ、その時 彼女はどんな様子だったの?で、先生は?

まるで事件の解明のようだ

(こうして 何故熱はどんどん熱量を帯びていく)

何故って 事件が起きたのです!

ひとりの女生徒が

 

「家を出る時に 弟が、「お姉ちゃんきれいだね~!」と云った。

その弟のことを考えると心配で眠れない!と、

部屋の片隅で身体を丸めながら泣き出した」

 

こんな内容だったけれど~ 詳細なディテールまで覚えている友人

そしてまた、その後の真相を語りたくて うずうずしている友人

グラデーションの中に生きている感覚になる

全く記憶にない自分だったけど、名前の記憶が蘇る

 

翌日、先生がご自宅に連絡をして帰宅させたそうだ

こんな悲しい出来事があったなんて~ 

  

#良いことも悪いこともすべて忘れてしまうから~

 

誰とも会わずに一日が終わろうとしている そんな日に思い出す

楽しくも悲しい話だ

その後、暫くの間、彼女は学校を休んでいた 

入院をしていたことを知ったのは修学旅行から戻った数日後

そして、自分達は 家へお見舞いに行った

彼女は元気な顔を見せて ありがとう! と云っていた・・・・・と

 

もしかすると、友人は 優しい嘘をついたのかもしれない

生きていれば 元に戻らないことも 増える

(だって 私達はすっかり おばちゃんなんだから)

こうして 出会って 話をして

     また一人に戻る

こんな出会いを 嬉しく思っているんだね~!!!!!!

 

優しい 友だちよ

          じゃあ、またね~!!!!!!

 

 

 

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#elu  

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